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研究開発 Development

独自性の高い化粧品を研究・開発する体制が整っています。

独自性の高い商品には成分へのこだわりが強く求められるため、私たちは研究開発にも力を入れています。100年を超える歴史のある会社なので今まで蓄積してきたデータを活かしながらの研究が可能で、さらに老舗植物原料メーカー様と長年のお付き合いもあることから、最新の原料・成分に関する情報を化粧品開発に生かすことができます。年間試作は約1,000件。日々研究を重ねてノウハウを蓄積し、お客様の化粧品開発を強力にサポートします。

オリジナル原料の開発が可能です。

私たちは植物原料メーカー様との長年の取引があるため、原料メーカー様が開発されたオリジナルの成分を化粧品開発に生かすこともできますし、例えば「産地限定の野菜のエキスを抽出する」など、お客様独自の原料を開発することもできます。全く新しい原料ではなくても既存の原料を組み合わせることで商標登録可能な原料の開発を行うことも可能です。

※オリジナル原料の開発には最小ロットや安定性試験の実施など、いくつか条件もございます。興味のある方はまずはご相談ください。

  • 原料開発事例

    精製水の代わりに配合できるオリジナルのエキス

    一般的に、化粧水は精製水を用いて製造し、その成分の大半が「水」でできています。しかしそれだけでは他の商品との差別化が難しいため、弊社では原料メーカー様とタイアップし、モモのエキスを発酵させて得られる保湿性のあるエキスを開発しました。さらに全成分表記の最初に記載されるようにするために、50%以上配合されるような処方開発に成功しました。

  • 原料メーカー様との協力事例

    事前にキャッチした情報で迅速な提案が可能に

    私たちは複数の原料メーカー様とも密に連携し、流行しそうな成分や製品情報を常日頃キャッチしています。実際にシャンプー等ヘアケア剤の試作依頼を多数受けた際にも、先持って研究・開発を進めていたおかげで迅速な提案を行うことができました。製品側だけでなく原料面からの最新情報を手に入れられるのも、常に多くの原料メーカーとの連携をとっている私たちの強みではないかと思っています。

新規処方開発に向けた自主研究

私たちは、お客様のご要望をもとに新規処方を開発するのはもちろんのこと、研究開発スタッフが展示会などに合わせて自らテーマを設定し、自主研究を行っています。自主研究を通じて各スタッフが市場ニーズの把握・情報収集に力を入れているからこそ、お客様のご要望への柔軟な対応が可能となっています。

  • 自主研究事例

    年齢層を問わず使ってもらえるクリーム

    雑誌や聞き取り調査などで理想の使用感のクリームを調査した結果、どの年齢層からも、『しっかりとした塗り心地がありつつ、塗布後にはべたつかず、保湿感が長く持続するクリーム』という、矛盾があるような意見が多く寄せられていました。

    塗り心地がしっかりとあるクリームはべたつくのが当たり前と思われていましたが、これを改良することに成功しました。保湿力とさらさら感を両方実現させることにより、幅広い年齢層にご使用いただけるようなテクスチャーに仕上がっています。

  • 自主研究事例

    消臭効果のあるボディ用ローション

    消臭効果のある化粧品といえば、雑菌による悪臭を抑えるために殺菌剤を配合することが一般的です。

    しかし、すでに発生してしまった臭いや、原因が菌によるものではない加齢臭を抑えたい、という市場の声を集め、それを解決できるものはないかと研究を重ねました。そこで、「臭いの元」にだけ効果のあるローションではなく、「臭いそのもの」に効果のあるローションを開発することに成功しました。

  • 自主研究事例

    グロス効果のあるリップバーム

    冬の定番商品であるリップバーム。数ある商品の中でも、差別化を図るポイントを考え、唇に潤いを与えながらも、グロス効果もあるリップバームを開発しました。光沢感と保湿力、どちらも兼ね備えるための試作を重ねました。

  • 自主研究事例

    500種を超える着色が可能に

    私たちは様々な香りの練香水を作成しているのですが、展示会向けに47都道府県をテーマとした製品を出展することとなりました。その際、香りだけでなく色にもこだわろうと考え、色彩と着色について徹底的に研究し14色の基準となる色にたどり着きました。結果500種を超える着色が可能となりました。今では色にもこだわりのあるお客様からのご要望にも応えられるようになり、多数のご注文をいただいております。

  • お問い合わせへの対応事例

    変色の原因物質を調査・特定

    お客様に、消費者から「ある化粧品のUV成分が他の化粧品と反応して変色した」との問い合わせがあり、原料会社に確認しても原因となりそうな情報もなくお客様も困っておられました。そこで、私たちは問い合わせのあった関連商品を購入し、実際に複数種で試して徹底的に調査。原料メーカーでも特定できなかった原因となる成分を突き止めることに成功しました。とことん調べる姿勢に対してお客様からも高評価をいただきました。

新規処方開発事例

実際のお客様と試行錯誤を重ねて処方開発した事例をご紹介します。

  • 処方開発事例

    人体の仕組みを利用したジェルパックの開発

    既存の炭酸ジェルパックの保湿感について、原価をあげず、かつ使用感を大きく変えずに改良してほしいとの依頼を受けました。そこで「汗をかく」という人体の生理機能に注目。少量の塩化ナトリウムを追加配合することで、皮膚内部から水分を引き出し、保湿感をアップさせることに成功しました。

  • 処方開発事例

    サロン販売向けに改良を重ね、徹底的にこだわり抜いた商品の開発

    通常の市販品とは別のサロン専売商品の開発のご依頼がありました。お客様からも処方の提案があったため、私たちからは、その内容を活かしつつ、実際にサロンで施術いただいて得た評価をもとに、より安定した品質へと改良のご提案をさせていただきました。最終的にはお客様のご納得いただける商品を開発することができました。

  • 処方開発事例

    特殊な原料を使った化粧品を、100回以上の試作を経て製品化

    サロン販売のお客様の中には、使いたい原料や作りたいもののこだわりをお持ちの方も多くいらっしゃいます。ある特殊な原料を使い実現したい条件をいくつか提示されたお客様とは、視点を変えながら課題を一つずつ地道にクリアしていき、完成するまで100回以上の試作を繰り返したこともありました。当初は実現が難しいとされていたご要望でしたが、1年以上の開発期間を経て処方特許を取得、製品化に繋げることができました。お客様の思いを実現するために、諦めずに徹底的に調査・研究を行うことを大切にしています。

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